毎年のテーマにそって、新聞・雑誌広告、ポスター等を制作。新聞広告は主に地元紙への掲載が多く、ポスターは販売店にも配布される。「青天の霹靂」は青森を代表するブランド米として全国へ売り出すことを目指しているが、地元の方々にその取り組みを理解し応援してもらうこともブランド化のために欠かせない。内外へどんなメッセージを伝えていくか、長期的な視野を持って広告を制作している。

クライアント:
青森県
サン・アド:
ECD:安藤隆 / CD:大友美有紀 / AD:白井陽平 / C:波間知良子 / D:長坂健太郎 / I:白井陽平(2015年カウントダウン広告・2016年)/ Pr:斎藤由香・福島匠(2015年・2016年) / Pr:土井真人・福島匠・丸山博之(2017年)
サン・アド以外の方々:
Ph:三部正博(2015年・2017年) / ST:林道雄(2015年・2017年)/ / HM:宮本隹和(2017年) / フードST:後藤しおり(2017年) / 出演:青森県の方々(2015年・2016年)・笠松将・川合諒(2017年)
説明:
2017年は青天の霹靂の美味しさをあらわす「こんにちは、さっぱり」をキャッチコピーに、青森県下北半島の尻屋崎で2人の青年がおむすびを食べるテレビCMとグラフィック広告を制作した。青焼きの写真は青天の霹靂色。カメラマンは三部正博氏。
説明:
デビュー2年目の2016年、青天の霹靂は全国本格発売となる。この年の広告は、自慢の米を日本中に届けられる喜びとはやる気持ちを、県民が青天の霹靂の筆文字を持って走る様子で表現した。テレビCMは実写だが、グラフィック広告はアートディレクター白井によるイラストレーション。
説明:
2015年、デビュー年の広告。青森県の一般の方々に「青天の霹靂」を筆文字で書いてもらい、その人らしい風景の中でポートレートを撮影。同時に彼らの「これまでの人生でうれしかった驚き」をインタビューし、ボディコピーにした。まずは県民に「自分たちのお米」と思ってもらうことを目指した企画。カメラマンは三部正博氏。
説明:
デビューの30日前から、地元3紙に掲載した発売カウントダウン広告。アートディレクター白井が描いた架空の青森県人の皆さんが、それぞれお米を食べながらコメントしている。ユーモアも「青天の霹靂」の広告の大事な要素のひとつ。
説明:
「青天の霹靂」は、上品な甘み、後味のキレの良さが特徴の、さっぱりとしたお米。「もちもちとして甘いほど美味しい」とされる従来のお米の評価軸とはちがう味の方向性だが、それを「青天の霹靂」ならではの味わいと魅力として堂々と発信した。おさえとして「こんにちは、お米のあたらしい美味しさ」というコピーが続く。米が嗜好品化し、好みや季節、おかずに合わせて様々な銘柄を楽しむ人も増えているという時代背景のもと、もっと自由にいろいろなお米を楽しもうという提案でもある。「この『こんにちは』には、これまでの『もちもちだらけの世界へのサヨナラ』も込めています」(コピーライター波間)