SEITEN NO HEKIREKI
「ちがい」が、ブランドになる。

「青森、再誕生」を目指して。

「青天の霹靂」は、2015年にデビューした青森県初のブランド米。サン・アドは発売前からプロジェクトに参加し、ブランディングとすべてのコミュニケーションを担当している。クライアントである青森県への最初のプレゼンテーションは、「青森、再誕生」という言葉から始まった。それは、この米が青森のあたらしいブランドイメージを牽引し、県全体を活性化していくというビジョン。単なる商品プロモーションではなく、地域社会や未来への広い視野を持って取り組むことが、従来の米にはない独自の提案につながっていった。

「お米の常識」をくつがえす。

青森は古くから米の産地ではあるものの、他の東北各県に比べて「米どころ」のイメージが希薄な後発県。だからこそ、ブランディングにおいては新鮮さや驚きを何よりも重視した。たとえば従来の米はひらがなの名称、女性的イメージ、あたたかさや長閑さをアピールするものがほとんどだが、「青天の霹靂」は一見読みづらい漢字の異質な名前、食品としては珍しい青色のブランドカラーを選び、男性的なイメージを打ち出した。県民からは当初驚きをもって受けとられたが、テレビCMをはじめとして地元に密着したコミュニケーションを丁寧に続け、「自分たちのお米」という誇りを少しずつ醸成していった。

美味しさの基準も、あたらしく。

デビュー3年目には、「青天の霹靂」独自の味の表現として「こんにちは、さっぱり」という言葉を提案。「もちもちとして甘いほど美味しい」とされる従来のお米の評価軸とは違う「さっぱり」という方向性をあえて打ち出し、広告から店頭、試食イベントまで一貫してメッセージした。今ある常識をなぞるのではなく、「ちがい」こそが人の心をとらえ真にブランドに貢献するという考えは、サン・アドの伝統であり強み。「青天の霹靂」は直クライアントでの信頼関係をもとに全方位的にブランディングを担うことで、その特性を発揮している近年の代表例である。

制作物

制作クレジット

クライアント
青森県
サン・アド
ECD:安藤隆 / CD:大友美有紀 / AD:白井陽平 / C:波間知良子 D:長坂健太郎 / Pr:斎藤由香・福島匠(2015年・2016年)・ Pr:土井真人・福島匠・丸山博之(2017年) / 【グラフィック】I:白井陽平(2015年カウントダウン広告・2016年) / 【映像】PL+Dir:奥野俊作 / Pr:臼井悟史(2015年)・Pr:布施剛(2017年)/ PM:村尾萌・達橋亜希(2015年・2016年)/ PM:丸山博之(2017年) / 【ウェブ】 WebDir:桜井亮太郎
サン・アド以外の方々
【グラフィック】Ph:三部正博(2015年・2017年) / ST:林道雄(2015年・2017年) / HM:宮本隹和(2017年) / フードST:後藤しおり(2017年) / 出演:青森県の方々(2015年・2016年)・笠松将・川合諒(2017年)/ 【映像】Ca:三部正博 / 照明:大井秀明(2015年) / ST:林道雄 (2015年・2017年) / HM:宮本隹和(2017年) / フードST:後藤しおり(2017年)/ 編集:高柳あゆみ・佐藤悠太 / カラリスト:福田康夫 / 音楽Pr:伴瀬朝彦 / 出演:青森県の方々(2015年・2016年)・笠松将・川合諒(2017年)