「86」の広告に登場するシンボルマーク。その原型は「86」の車体の横についているシルバーのエンブレムだ。よく見ると”86”と読めて、左に流れるようなラインがスピード感を表現しているそのマークにアートディレクターの葛西と小島はおもしろさを感じ「これを主役に」と提案。紋章のような力強さはそのままに、小さく使われても視認性が落ちないよう、線の太さやバランスを細部まで調整した。

クライアント:
トヨタ自動車株式会社
サン・アド:
CD+AD:葛西薫 / AD:小島潤一 / D:増田豊・藤田佳子 / Pr:土井真人・小原淳平
サン・アド以外の方々:
ECD:喜馬克治(博報堂コンサルティング) / CD+C:前田知巳 (Future Text)
説明:
「僕らはシンボルマークを作ったというつもりはないです。発見したに過ぎない。」とアートディレクター小島。その気づきこそクリエイティブの第一歩といえる仕事だ。