「86」のブランディングにおいて世界観を構築したのはグラフィックだ。真の大人に向けてスポーツカーをカルチャーとして定着させるため、スポットCMを投下するキャンペーン型は選ばず、掲出メディアも戦略的に絞ってじっくりとブランディングしていった。そのひとつが日経新聞のみに出稿されたシリーズ。「車体が写っていない美しい峠道や人物のポートレートなどのグラフィックに、マークをシンボリックにデザインした。新車のプロモーション施策として、かつてないものになったと思う」(アートディレクター小島)

クライアント:
トヨタ自動車株式会社
サン・アド:
CD+AD:葛西薫 / AD:小島潤一 / D:増田豊・藤田佳子 / Ph :上原勇(人物) / Pr:小原淳平・福島匠
サン・アド以外の方々:
ECD:喜馬克治(博報堂コンサルティング) / CD+C:前田知巳 (Future Text) / Ph:五條伴好(峠・86)
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