「♪オカイモノ ♪オカイモノ」という歌に合わせ踊る「クマのダンス」篇が、「おかいものクマ」のCMデビュー作。その後、1995年にいちど“降板”したが1998年に復活。表現手法を徐々に進化させながら活躍してきた。「おかいものクマ」は、まさに広告界の技術革新とともに歩んできたともいえそうだ。

クライアント:
株式会社そごう・西武
サン・アド:
AD+Dir:ナガクラトモヒコ / D:安藤基広(「クマサンバ」篇) / Pr:藤本夕子(「エレベーター」篇)・坂東美和子・臼井悟史(「マンボ」篇・「クマサンバ」篇)・中田佳和(「クマサンバ」篇) / PM:斎藤基樹(「マンボ」篇)
サン・アド以外の方々:
CD+C:岩崎俊一(岩崎俊一事務所)/ PL:岡本欣也(岩崎俊一事務所/「マンボ」篇)・米田恵子(岩崎俊一事務所/「クマサンバ」篇)/ 【「エレベーター」篇】制作プロダクション:サーブフィルム / アニメーション:アニメーションスタッフルーム / 音楽:BRAIN JACK / 【「マンボ」篇・「クマサンバ」篇】CG:ガレージフィルム / 音楽:BRAIN JACK
説明:
TVCM そごう・西武夏市「クマサンバ」篇(2011年)
サンバのリズムに合わせて2匹の「おかいものクマ」が陽気に踊るテレビCM。キャッチコピーは「暑い国は、明るい国でなくっちゃ」。この2011年と前年の2010年は、日本が記録的な猛暑となった。
説明:
TVCM そごう・西武冬市「マンボ」篇(2002年)
こちらは、CG表現の「おかいものクマ」が登場してからのCM。マンボのリズムに合わせて踊るクマが「マンボ!」ではなく「ナンボ!」と叫ぶ、バーゲン広告らしい明るい表現となっている。
説明:
TVCM 西武冬市「エレベーター」篇(1995年)
「おかいものクマ」の登場から3年目の冬市の広告は、デパートのエレベーターが舞台。大勢のクマが乗り過ぎて重量オーバーのブザーが鳴るが、クマが片足を浮かせるとブザーが鳴り止むというシュールな広告だ。