主力商品である明太子をはじめ、多種多様な商品のパッケージデザインをサン・アドが担当。シリーズの中で味の違いによるバリエーションがあるものも多く、最終的に非常に多くのパッケージを制作することとなった。また、贈答品にとしての需要も多いことから重要性が高い、紙袋・包装紙などショッパー類のデザインも手がけている。

クライアント:
株式会社やまやコミュニケーションズ
サン・アド:
CD+AD:大森清史 / AD+D:島田陽介・徳田祐子・小林昇太 / C:内藤零・公庄仁 / I:大森清史(「明子の唇」) / カリグラフィー:伊比由理恵(「きらり」他) / Pr:坂東美和子・橋本祐樹
サン・アド以外の方々:
I:蓬田やすひろ(「きらり」)
「北海道産原料使用 きらり」
説明:
北海道産の原料にこだわった高級明太子。掛け紙には、挿絵画家・装丁家である蓬田やすひろ氏の絵を使用。「2013年度日本パッケージデザイン大賞」で最高賞を受賞した。
「北海道産原料使用 きらり」
「北海道産原料使用 きらり」
「美味」シリーズ
説明:
やまやの定番とも言える明太子、「美味」シリーズ。良質な原料を育む海をイメージして、パッケージは「波」をモチーフに。素朴でありつつモダンさを感じるデザインに仕上げた。
「美味」シリーズ
「できたてめんたい」
説明:
保存液に漬けてから一度も冷凍せずに販売されるフレッシュな明太子。担当アートディレクターの島田はその「鮮度の良さ」を、小さな赤いドットによって表現した。
「できたてめんたい」
「いくら・かずのこ」
説明:
視認性の良さとシズル感を併せ持つ「いくら」と「かずのこ」を担当したのはアートディレクターの小林。このパッケージに変更後、売り上げが150%以上も増加した。
「かずのこ明太子・いか明太」
説明:
ご飯のお供として重宝な「かずのこ明太子」「いか明太子」は、それぞれゆったり海面にたゆたう「月」と「太陽」をイメージしたデザイン。上品でありながらも、食欲をそそるパッケージに仕上がっている。
「かずのこ明太・いか明太」
「明太子煎餅 明子の唇」
説明:
生地に明太子を練り込んで焼き上げた「明太子煎餅 明子の唇」は2013年発売。ネーミングを手がけたコピーライター公庄によると「ぽってりとした魅力的な唇を持つ明子さんは、29歳・独身。和服が似合う黒髪美人という設定」とのこと。
「明太子煎餅 明子の唇」
「紙袋」
説明:
紙袋や包装紙、さらには販促物のカレンダーなどもサン・アドが制作した。これらも商品パッケージと同じく重要なお客様との接点。そのクオリティがブランドに大きく寄与していくこととなる。
「紙袋」
「包装紙」
「カレンダー」