TORANOMON HILLS
虎ノ門のシンボルをつくる。

国際新都心・東京の新たな磁力。

国際戦略特区にも指定され、東京でも特に進化めざましい虎ノ門。そのエリアの象徴が、森ビルが開発・施設運営を行っている「虎ノ門ヒルズ」だ。サン・アドは2014年6月の開業前からプロジェクトに参画し、ロゴマークデザインとサイン計画を担当。大きな話題となったオリジナルキャラクター「トラのもん」に至るまで、クリエイティブ全般を制作した。虎ノ門ヒルズは2014年の森タワー開業を皮切りに、続々と新たなタワーの開発が進み、東京のシンボルとして進化を続けている。

「門」をモチーフにしたロゴマーク。

グローバルビジネスセンターとして誕生した虎ノ門ヒルズは、世界中から企業やビジネスパーソンが集う場所であり、国際新都心・東京の新たなシンボルにふさわしい力強いビジュアルアイデンティティが必要とされていた。サン・アドが提案したのは、4本の象徴的な線だけで構成された極めてシンプルなロゴマーク。虎ノ門の「門」の字から着想したものだが、白虎の縞柄、高層タワー、建物の地下を通る幹線道路もイメージしている。カラーは敢えて黒にすることでビジネス感を強調。このロゴマークは、建物のエントランスやサインボードに展開され、虎ノ門ヒルズの力強いシンボルとなった。

トラのもん、誕生。

開業日は2014年6月11日。虎ノ門ヒルズの誕生をいかにインパクト強く伝えるかが課題とされる開業広告では、電通とサン・アドが協業した。提案したのは、国民的キャラクターであるドラえもんから派生したオリジナルキャラクター「トラのもん」。虎ノ門ヒルズのロゴマークのエッセンスで構成された「トラのもん」は、22世紀のトーキョーからタイムマシンに乗ってきたネコ型ビジネスロボットだ。大人のビジネスパーソンがターゲットであるため、アニメや漫画ではなく3DのCGで制作。エントランスには等身大「トラのもん」が設置され、その姿はSNS上で大いに拡散して話題化した。

制作物

制作クレジット

クライアント
森ビル株式会社
サン・アド
コピー:
C:藤村君之 / Pr:福島匠・上野敬
グラフィック:
【オープニングポスター】AD:池田泰幸 / C:藤村君之 / D:長坂健太郎・瀬古泰加 / Pr:上野敬・西田嘉孝 / 監修:葛西薫 【2015年以降】AD+D:池田泰幸 / C:藤村君之 / Pr:福島匠・上野敬
映像:
AD:池田泰幸 / C+PL:藤村君之 / Pr:松本隆 / PM:市井了・島田奈名子 / 監修:葛西薫
ロゴ:
AD:池田泰幸 / D:田中誠・瀬古泰加 / C+PL:藤村君之 / Pr:藤田隆 / 監修:葛西薫
パッケージ・プロダクト:
AD:池田泰幸 / D:田中誠・瀬古泰加 / C+PL:藤村君之 / Pr:上野敬・西田嘉孝
サン・アド以外の方々
コピー:
CD:大建直人(電通) / CPr:鈴木高志(電通クリエーティブフォース)/ AE:緑川久美子・門馬大悟(電通) / ©藤子プロ ©森ビル
グラフィック:
【オープニングポスター】SCD:加茂麻由子(電通) / CD:大建直人・高橋秀明(電通) / C:笹川真(電通) / CPr:鈴木高志(電通クリエーティブフォース) / AE:緑川久美子・門馬大悟(電通) / Ph:中瀬古雷太 / ST:Joe / HM:KEN Megu / CG:シンエイ動画・白組 【2015年以降】CD:大建直人(電通) / CPr:鈴木高志(電通クリエーティブフォース) / AE:緑川久美子・門馬大悟(電通) / CG:八木竜一・白組 / ©藤子プロ ©森ビル
映像:
SCD:加茂麻由子(電通) / CD+PL:大建直人・高橋秀明(電通) / C+PL:笹川真(電通) / PL:大山徹(電通) / CPr:鈴木高志(電通クリエーティブフォース) / AE:緑川久美子・門馬大悟(電通) / Dir:井口弘一 / Ca:重森豊太郎 / 照明:中須岳 / 美術:柳町建夫 / 音楽:山田勝也 / CG:シンエイ動画・白組・イマージュ・テラモンキーズ・jitto / NA:風吹ジュン / ©藤子プロ ©森ビル
パッケージ・プロダクト:
CD:大建直人(電通) / CPr:鈴木高志(電通クリエーティブフォース) / AE:緑川久美子・門馬大悟(電通) / CG:シンエイ動画・白組 / ©藤子プロ ©森ビル