スティル・グリーン

見方を変えれば、見たことのないものが生まれる。 プロダクトデザイナー徳田祐子のデザインによる一輪挿し。よくある花瓶のかたちを思いもよらない軽やかな表現へと昇華させたこのプロダクトは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品に選ばれるなど国内外で高い評価を得ている。「人が当たり前に思う花瓶の形と、花を生けるという機能。これらを守った上で、でもほんの少し見方を変えるだけで今まで見たことのないものができる」(徳田)。コピーライター小宮由美子による「still green」という名前は、「まだ青い」すなわち「未熟」を意味し、「はじまっていくもの、その様子」というメッセージが込められている。

クライアント:
株式会社セラミック・ジャパン
サン・アド:
AD+D:徳田祐子 / C:小宮由美子 / Pr:服部彩子