六本木商店街

並木道を歩くような街にしたい。 森美術館、サントリー美術館、新国立美術館など近年文化施設が増えている六本木。そのイメージを「夜の街」から「アートとデザインが出会う街」へと変えていく試みのひとつとして、六本木商店街振興組合がロゴデザインのコンペを実施した。アートディレクター葛西薫がまず思い浮かべたのは、「六本の木=並木道」、そして「初恋の並木道」というナンシー・シナトラ&ディーン・マーチンの名曲。「並木道を歌いながら歩くようなうきうきした街になるといい」と考え、各アルファベットを樹木に見立てたロゴが生まれた。縦のラインを強調するため、Nだけを小文字にしている。このロゴマークは六本木交差点の首都高両側面に設置され、六本木のシンボルとなっている。

クライアント:
六本木商店街振興組合
サン・アド:
AD:葛西薫 / D:高井和昭 / PL+Pr:服部彩子