パッケージは、見た目やコスト面だけでなく「日本人は鮭と馴染みが深いわりに、鮭のことを知らない」という当初からの課題を解決するデザインが求められた。サーモンのトップブランドとしての確固たる使命だ。そんな考えが「鮭育」というコンセプトにつながり、鮭の品種の違いを表現した5種類のイラストや図鑑のような知識を盛り込んだパッケージデザインに落とし込まれた。もともと苫小牧の工場のサインや段ボールに使われていた文字を現代的にリファインし、オリジナルの「王子フォント」も制作。パッケージやグッズなどに幅広く展開され、イメージの統一を図っている。

クライアント:
王子サーモン株式会社
サン・アド:
CD:笠原千昌 / AD+D:福地掌・小林昇太 / C:公庄仁 / Pr:坂東美和子・山西栄輔
サン・アド以外の方々:
I:三宅瑠人