ヒロシマ・アピールズ

夏の空を見上げる青年。 「ヒロシマ・アピールズ」は国内外に向けて平和を希求する活動で、毎年JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)を代表して会員1名がボランティアで制作するシリーズポスター。2013年度版をアートディレクター葛西薫が担当した。タイトルは「夏の陽のまぶしさ」。「白い紙を前にヒロシマを思い浮かべると、その白さが空を見上げたときの夏の陽のまぶしさのように感じられて、しぜんにこのような絵柄になった」と葛西。ポスターは広島市内の67のバス停に掲示され、その様子は本当に青年が空を見上げているように感じられたという。ADC賞グランプリ2014、第16回亀倉雄策賞を受賞。記念の展覧会では、何枚も繰り返し描いた原画の数々を並べて展示した。

クライアント:
公益財団法人ヒロシマ平和創造基金 / 一般財団法人広島国際文化財団 / 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会広島地区
サン・アド:
AD+D+I:葛西薫