余仁生 燕の巣

燕の巣を、レースのように表現。 約130年にわたり漢方薬を扱うシンガポールの老舗「余仁生 (ユーヤンサン)」が虎屋とコラボレーションし、とらや東京ミッドタウン店ギャラリーでの企画展に参加。そこで販売される「燕の巣」のドリンクのパッケージをサン・アドが制作した。余仁生が良質な漢方を取り扱う会社であること、燕の巣が高級な食材であること、日本初、しかも1店舗のみでの販売であることから、通常の流通では実現しないような特別なものにしたいと考え、燕の巣の形をパターン化してレーザーカッターで切り抜いた繊細なパッケージが生まれた。「余仁生の方々が一目見て『燕の巣ね!美しい!』とにっこりされたのが印象深いです」(アートディレクター中本)。好評を得た結果、シンガポール、マレーシア、香港、オーストラリアなどでも商品化が実現した。

クライアント:
株式会社虎屋 / 余仁生
サン・アド:
CD:吉瀬浩司 /AD+D:中本陽子 / C:小宮由美子 / Pr:坂東美和子・常木宏之